人に振り回されなくなったのは、依存の揺れがなくなったから

禁酒禁煙を続けて1年が経った頃、私が一番感じたのは「人に振り回されにくくなった」という心の変化でした。
以前の私は、相手の機嫌に反応しすぎたり、些細な言葉に傷ついてしまうことが多かったです。
でも禁酒禁煙を続けるうちに、精神的な揺れが減って、相手の言動をそのまま受け止められるようになったんです。
ストレスとアルコールの関係については、ロバート・サポルスキー『Why Zebras Don’t Get Ulcers』でも詳しく書かれていて、お酒による情緒の乱高下が私の“振り回され癖”を作っていたんだと思います。
嫌われる勇気より“無理しない勇気”が身についた

禁酒禁煙を続けていくうちに、私は「強くなった」というより、無理に人に合わせなくていいと思えるようになりました。
以前は飲み会の誘いに断れなかったり、場の空気に馴染むために無理をしてしまうことが多かったです。
でも禁酒してから断ることが自然になって、「私、こんなに合わせてたんだ…」と気付いたんです。
その結果、人間関係で必要以上に疲れることが減って、仕事でもプライベートでも自分を優先できるようになりました。
衝動的な反応が減ったら人間関係のトラブルも減った

禁煙の効果として私の中で大きかったのは、衝動的に反応するクセが減ったことです。
昔の私は、ちょっとイラっとするメッセージが来るとすぐ返事してしまって後悔することが多かったんです。
でも、本当に禁煙を続けていくうちに、瞬間的なイライラや不安がスッと減りました。
スタンフォード大学のニコチン依存研究でも、ニコチン切れは前頭葉の判断力を低下させると示されていて、「反射的に反応してしまうクセ」は脳科学的にも説明できると知って驚きました。
背伸びしない私に戻ったことで“本音で話せる人”が増えた

禁酒禁煙を続けるうちに、自然と本音で話せる人が増えました。
お酒を飲んでいた頃は、その場に合わせるためにテンションを無理に上げたり、逆に飲みすぎて落ち込んだりという波がありました。
でも今は、常に一定のテンションでいられるので、“嘘のない関係”だけが残った感じがします。
その結果、「この人と話すと疲れない」と思える人が増えて、人間関係が本当に楽になりました。
性格が変わったというより“人間関係の軸”が強くなった

禁酒禁煙を1年続けて思うのは、性格そのものが変わったのではなく、人間関係の軸が強くなったということです。
人に合わせすぎない、断れるようになる、言われても揺れない、本音の関係が増える──。
これらは全部、お酒やタバコに左右されず、落ち着いた判断ができるようになったから生まれた変化だと感じています。
私は今、自分らしい距離感で生きられるようになったと思います。
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