眠れなかった日々から抜け出した朝

禁酒・禁煙を始める前、私は夜中に何度も目が覚めていました。
「また眠れないのか…」と時計を見つめる時間が、本当に苦しかった。
でも、11か月目の今は違います。
夜中に目が覚めることがほとんどなくなり、朝スッキリと目が覚める日が増えました。
眠れないストレスがなくなっただけで、心の余裕が生まれた気がします。
なぜ禁酒禁煙で睡眠の質が上がるの?

アルコールは「寝つきが良くなる」と思われがちですが、
実際には深いノンレム睡眠を妨げることが分かっています。
また、ニコチンは交感神経を刺激し、寝る直前でも脳を覚醒状態にしてしまうのです。
📚 科学的根拠:
『Why We Sleep』(著:Matthew Walker/2017)によると、
「アルコールは睡眠中の記憶整理を阻害し、翌日の集中力低下を引き起こす」と報告されています。
寝つきが良くなっただけで人生が変わる?

驚いたのは、「寝つきが良くなっただけで生活全体が変わった」こと。
朝の気分が軽く、頭がクリア。
仕事でもミスが減り、人間関係でも笑顔が自然に出るようになりました。
科学的根拠:
『The Serotonin Solution』(Judith Wurtman/2012)では、
良質な睡眠はセロトニン分泌を促し、気分の安定に直結することが明らかにされています。
体も脳も「休む力」を取り戻した実感

禁酒禁煙を続けるうちに、「体が回復していく感覚」がありました。
眠りが深くなり、翌日の体の重さが減っていく。
まるで、体が“本来の機能”を思い出していくようでした。
📚 参考文献:『Body Clock』(著:Till Roenneberg/2010)
禁酒により生体リズム(サーカディアンリズム)が正常化し、
睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌が整うとされています。
私が寝る前にやっている3つの習慣

① 寝る2時間前からスマホを触らない
② 白湯をゆっくり飲んで体温を整える
③ 「今日も1日ありがとう」と日記に一言書く
この3つだけで、寝る準備が自然に整います。
特に“感謝を1行書く”ことは、心理学的にも睡眠の質を上げる効果があるとされています。
(出典:『The Gratitude Effect』著:John Demartini/2010)
禁酒禁煙で「翌朝が変わる」幸せ

今では、朝の空気を吸うたびに「続けてよかった」と思います。
眠れるようになったことが、私の心と体の土台を支えてくれています。
禁酒禁煙は“我慢”ではなく、“回復のチケット”。
今もその効果を感じながら、次の1年を楽しみにしています。
次回予告「禁酒禁煙で変わる仕事の集中力」

明日の記事では、禁酒禁煙を始めてから「集中力がどれだけ変わったか」を詳しく紹介します。
驚くほど“脳のパフォーマンス”が変わります。
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