禁酒・禁煙中に絶対やってはいけない7つの行動

『1本くらいなら…』という“言い訳思考”

タバコ1本を見つめて迷う人

禁酒・禁煙を阻む最大の敵は、アルコールでもニコチンでもなく「自分の言い訳」です。


「今日だけ」「1本だけ」などの思考は、依存症の“入口”を再び開く行動です。

依存のメカニズム上、たった1回で脳の報酬系が再活性化してしまう。

これまでの努力が一気に崩れるため、最初の1回を完全に防ぐことが最も重要になる。

飲み会や喫煙所など“トリガーのある場所”に行く

飲み会で誘惑に困っている人物

禁酒・禁煙初期は「環境に近づくだけで」再発のリスクが跳ね上がります。


脳は過去の習慣と環境を関連づけるため、飲み会、喫煙所、居酒屋、バーなどは強烈なトリガーになります。

どうしても断れない場合は、ノンアルを先に注文する・喫煙所の近くに行かないなど、事前に対策を決めておくことが大切です。

ストレスを放置したまま過ごす

ストレスを抱えている人

ストレスは再飲酒・再喫煙の最大の原因です。


「吸いたい」「飲みたい」という欲求の裏には、実は“ストレス”が隠れていることが多い。

適度な運動、深呼吸、散歩、短い睡眠など、小さなストレスケアを習慣にすることで、強烈な誘惑を未然に防ぐことができる。

自分だけで抱え込んでしまう

孤独を感じる人物

禁酒・禁煙は、1人だと精神的に追い詰められやすい。


モチベーションの低下、孤独感、誘惑などを抱え込むとリバウンドしやすい。

家族、友人、SNSコミュニティ、禁煙アプリなど、適度に“支え”を持つことで継続の難易度が大きく下がる。

代わりに“刺激物”を増やしてしまう

エナジードリンクを飲みすぎる人

禁酒・禁煙をすると、無意識に“別の刺激物”で欲求を埋めようとすることがあります。私も何度かありました。


エナジードリンク、コーヒー、甘い物、ジャンクフードなどが増えると、睡眠やメンタルに悪影響が出て逆に禁酒・禁煙が続かなくなります。

刺激の代わりに、運動や読書といった「健康的な快感」を取り入れるのが正解。

睡眠を軽視して夜更かしする

夜更かしでスマホを見続ける人

睡眠不足は、欲求を抑える力を一気に弱めます。


実際、睡眠が乱れると衝動性が上がり、「もういいか」と思いやすくなります。

禁酒・禁煙成功者の多くは、例外なく睡眠を最優先にしています。

禁酒・禁煙は“睡眠ゲー”といってもいいほど重要です。

『完璧にやらなきゃ』と思いすぎる

完璧主義で疲れる人物

完璧主義は継続を破壊する。


「絶対にミスしてはいけない」「1回でも失敗したら終わり」と思うと、逆に精神的に追い詰められ、ストレスで再発しやすくなります。

大切なのは“続けること”です。

完全を目指すのではなく、「改善しながら前に進む」という姿勢がもっとも成功率を高めると思います。

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